「新婦さま、ご入場です」・・・と促され

お父さまと進むヴァージンロード

花嫁さまの目線の先には、新郎さまのお姿が・・・

これ、ちょっと、間違いです（苦笑）

確かに、花嫁さまの視界には、新郎さまが入っておられますが

実は、花嫁さまの目線は、ヴァージンロードの終着点（祭壇）

あたりへ真っ直ぐ（床に平行なところ）ではなく

ほんの少しだけ、伏せ目がちになるくらいを見つめて

・・・と、ご指導しています。

姿勢をスッと伸ばしてから、あごを少しだけ引き

そして、遠くの祭壇の足あたり（床）を優しく見つめて歩く・・・

通常は、新郎さまが、お一人で、入場なさった後

一度、扉が閉まり、牧師さまの「新婦入場」の合図で扉が開き

花嫁さまは、お父さまと、ご入場なさいますが

その時の新郎さまの目線は、伸びきった清清しい姿勢で

ちょっぴり、あごを引いて、真っ直ぐ、前を見て・・・となります。

花嫁さまは、遠くの床

新郎さまは、床ではなく、真っ直ぐ、前方ですので、お間違えなく！

結婚式では、是非、一瞬、一瞬を心に刻んでいただきたいと思います。

緊張していて、ゆとりがなかった・・・何も覚えてない・・・

次、何するの？　って、考えてばかりだった・・・

これって残念ですよね。

一生に一度のかけがえのない時間だから、新郎新婦さまには

特別なリハーサルが必要だなと想いを込めて

花嫁レッスンが誕生したのでした。