プロのノウハウ

2017-10-12
新郎役で後悔したプランナーさん&びっしりメモした花嫁さん

広島担当講師 笹木純子です。


この日のレッスンには、どうしてもご都合がつかなかった新郎様に変わって、新郎役を買って出られたプランナーさん(女性)がご参加。担当花嫁様を引き連れて、他のカップルさんに交じって受講していらっしゃいました。

真剣なまなざしで、レッスンを受講される花嫁様。


一生懸命、メモをしていらっしゃるなー、とは思っていましたが、レッスン終了後にのぞかせてもらいますと、お渡しした資料の空白がなくなるくらい、ビッシリと書き込みがされていました!


 


 

レッスン終了後、他の受講者さんだけでなく、担当プランナーさんも先に帰してのマンツーマン居残りレッスン。
新郎様の動きに関するポイントについて、たくさん質問をしてくださいました。
ポイントを掴んでいただくには、ご自身で動いてみて、体で覚えていただくのが一番身に付きます。
私が解説をしながら花嫁役となり、花嫁様には新郎の動きを実践してもらいながら、学んでいただきました。

「一人だけでの参加はちょっと迷いましたし、心配でしたが、本当に勉強になりました!参加してよかったです!
資料も見せながら、勉強したことを彼に伝えます!」
と花嫁様。不安そうな表情が、次第に明るくなっていく様子を間近で見られて、講師の私も安堵しました。

ちなみに。
新郎役をつとめられたプランナーさん。受講しながら、目を真ん丸と大きくさせたり、うなづいたり、あるいはモデルテクニックのコツを用いてポージングをする講師の写真を撮影したり。
結婚式目前の新郎新婦様と同じくらい真剣そのものです。

レッスン終了後、アンケートをご記入くださる皆さんを横目に、
「私、自分のときも受講しておけばよかったと、今になって心から思ってます。」
と、後悔の念を口にされました。

「私は仏前式だったのでレッスンを受講しなかったのですが、挙式のこと以外に、歩き方とか
エスコート方法とか、写真のコツとか、こんなにたくさん勉強になることがあったんですね。
今日教えてもらったことを結婚式より前に知っておけば、ビデオとかアルバムとか、絶対にもっと
いい仕上がりになってただろうなって、本当に思います。」
と、ご本人の前撮りや披露宴の一日を振り返っていらっしゃいました。

プランナーさんはプロフェッショナルですから、演出やお料理のこと、お席次にことなどはよーくご存知です。
しかしながら、婚礼衣裳をまとった新郎新婦が美しく見えるポージングまでを担当カップルさんに教えることは難しいのですね。

講師の私も、初めて花嫁レッスンを受講し、新郎新婦様にご指導できるようになるまで、モデルカップルさんに手伝ってもらって実践練習をしたり、ビデオカメラで自分のレッスンを撮影して見返したり、大阪まで師匠の指導を仰ぎに何度も行ったり。相当鍛えてもらいました。
(講師のディプロマ試験を受験して一度落ちてしまったことも、今となっては懐かしい思い出です)

講師歴6年目の今でも、微妙な角度の違いや姿勢など、鏡の前で研究することはしばしばあります。

ですから、今回の花嫁様のようにビッシリとメモをする方をお見かけしたり、学んだばかりのコツを実践しながら会場を後にしてゆくカップルをお見かけしたりするのは、講師の私にとっても、努力が実を結んだ嬉しい瞬間となるわけです。

貴重なお時間をさいて受講してくださった方に、「わざわざ来てよかった」と思ってもらえる時間をご提供するべく、今日も全国の花嫁レッスン講師たちは頑張っています。

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