日本の伝統衣装「和装」。大切な節目には欠かせない日本古来の民族衣装です。
でも、洋服で暮らす私たち現代人に、和装を着る機会は多くはありません。
大切な結婚式を迎える前に、和装の振る舞いを学んでおくと安心です。
美しく振る舞うポイントは、体を揺らさず歩くこと。そして、全ての動作をゆっくり行いましょう。
手元が目立つので、扇子の持ち方に注意しましょう。
指先をスッと伸ばすことがポイントです。
右手で扇の要(持ち手の部分)を持ちます。この際、握りしめてはいけません。 上から軽く覆うようにして持ちます。指先は揃えて、伸ばすようにしましょう。 次に、左手です。親骨(端の木の部分)の上に親指を乗せ、他の4本の指を下方から支えて挟みます。なるべく天(扇を開いた時に上になる側)を持ちましょう。 また、肘をはらないように気を付けましょう。
挙式での花嫁さまのヘアースタイルに注目。
花嫁さまが大きく見えないためには?
和装の場合、花嫁さまのヘアースタイルはかなりボリュームがあるため、どうしても座高が高くなります。着席する際も、新郎さまは背筋をしっかりと伸ばしましょう。 また、猫背になると胸元がはだけやすくなり、だらしない印象になってしまいます。 新郎さまは花嫁さまのためにも、常にたくましく伸びやかな姿勢をキープしてください。
美しいお神酒のいただき方。
一番のポイントは、盃の持ち方です。
新郎さまは、肘が地面と平行になるよう、しっかりと脇に開きます。
反対に、花嫁さまは脇をしっかり締めましょう。
お神酒をいただく時は、新郎さまは堂々と胸をはり、姿勢を崩さないこと。
花嫁さまは、首だけを前に動かすことのないよう意識しましょう。
※ぜひ動画をご覧ください。
三々九度(OK)
三々九度(NG)
使用する3つの盃はそれぞれ「過去」「現在」「未来」を表しています。
小盃は「過去」をあらわし、新郎さまと花嫁さまの命をつないでくださったご先祖に感謝する意味。
中盃は「現在」をあらわし、お二人でこれから末永く力を合わせて生きていくことを誓う意味。
大盃は「未来」をあらわし、未来の一家の安泰と子孫繁栄を願う意味が込められています。
花嫁レッスン®では、実際に盃や玉串を使用してレッスン致します。
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