良い姿勢を意識して
気持ちも軽やかに、幸せオーラを放ちながら歩こう
日本では、ロングドレスを着る風習が、ほとんどありません。
しかも婚礼用のドレスは、パニエでボリュームを増したり
長いトレーンを引くデザインも多いため、歩き方には特別なコツがあるのです。
美しい立ち居振る舞いの基本は、美しい移動(歩き方)ができていることが重要!
結婚式までにがんばって身につけてくださいね。
ドレスショーに出演するモデルたちは、重いドレスでも、とても軽やかに歩いて見せますね。
体幹がしっかりしているため、ぐらつきません。体の軸が出来ていることが重要なのです。
姿勢のレッスンでもお伝えしたように、太ももとおしりに力を入れて立ち、
腰から上をしっかりと真上に伸ばしてきちんと立ちます。この姿勢を崩さないように歩きます。
また、目線がとても重要です。決して下を見ないようにしましょう。ドレスの前側の裾を踏んでしまいますよ。
結婚式では、ほとんどがこの「腕組み」のスタイルで歩くことになります。
だから、新郎さまには歩くスピードや歩幅などに気を配っていただきたいのです。
慣れない衣装をお召しの花嫁さまを優しくエスコートしてください。
新郎さまにお伝えしたいのは、花嫁さまのための安心エスコート術です。
特に歩き出しのタイミングでは、落ち着いて下さいね。姿勢や表情を整えてから、ゆっくりと一緒に初めの一歩を踏み出します。歩調を合わせる意識も大切です。
ボリュームのあるドレスの場合は、新郎さまとの距離を適度に取って歩くと、ドレスを踏まれにくいです。距離感は右手を伸ばすことで、その距離を調整しましょう。
新郎さまの中に、普段から歩くスピードが速い“せっかちさん”がいます。そんな方は要注意です。慣れないヒールを履いた花嫁さまにとって、早歩きは危険がいっぱい。新郎さまが普段通りのスピードで歩くと、花嫁さまはついていけません。それどころか、花嫁さまを引っ張ってしまっている新郎さまも多く見受けられます。そこで“秘密のサイン”です。サインは花嫁さまから伝えます。右手でブレーキをかけるように、新郎さまの腕に合図を送るのです。分かりやすく言えば「馬の手綱」のようにするのです。新郎さまの腕が動いてしまうほど、大きなサインにならないように気を付けましょう。
階段があるところでは、このお手引きスタイルが安全です。
また、披露宴会場内の狭くて通りづらい場所でも、このように新郎さまが前、花嫁さまが後ろになって移動すると、非常に歩きやすくなります。
このエスコート法で最も注意すべき点は、繋いだ手の高さです。男性の手に力が入ってしまうのか、繋いだ手が上の方へと高くなってしまう方が多いのです。これでは花嫁さまの脇が丸見えです。腕が上がりすぎように気を付けましょう。
ドレスウォーキング
花嫁レッスン®では、実際にヒール靴を履いていただきレッスン致します。
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